スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

OpenMediaVaultでタダでNASを作っちゃおう! -データ用HDD認識と利用準備編-

関連記事へはこちらから

前回までで初期設定が完了しました。まだの人は以前の関連記事も参照してください。
今回は、実際にデータを保存するためのHDDを認識させた上で利用の準備をしていきます。
※今回一連で利用する環境は、外付けのHDDなので例えばデスクトップPCで内蔵HDDをデータ用のディスクとする場合は少し異なる場合がありますので、ご了承ください。



テスト環境等
 ・テストを行った環境はこちらを参照
 ・データ用のHDDは、USB接続タイプの外付けHDDを利用します



それでは早速いきたいと思います。
まず、OpenMediaVaultが現在認識しているHDDを確認します。

左側のメニューツリーから、[ストレージ > 物理ディスク]を選択します。
すると右側に、現在認識しているHDDの一覧が表示されます。今回の構成ですと、OpenMediaVaultをインストールしたHDDのみが接続されているので1つだけ表示されています(デバイス:/dev/sda)
omv-shdd-1.png

それでは、USB-HDDをOpenMediaVaultのUSBポートに接続します。
すると先ほどの画面に、認識したHDDが追加されます。自動で更新されない場合は、画面下のリフレッシュボタンを押してください。それでも表示されない場合は、”スキャン”も行ってみてください。
デバイス:/dev/sdbというものが追加されました。これが先ほど接続したUSB-HDDです。
なお、デバイス名は機器が順につけていくので全く同じ名前ではない場合がありますが気にしなくて大丈夫です。
omv-shdd-2-1.png

ちなみに、2台接続すると以下のようになります。(/dev/sdc)
omv-shdd-2-2.png


これで、OpenMediaVaultが物理的にHDDを認識しました。あくまでも物理的に認識しただけで、まだデータの保存はできません。
つぎに、OpenMediaVaultがこのHDDを論理的に利用できるようにフォーマットしてあげる必要があります。

左側のメニューツリーから、[ストレージ > ファイルシステム]を選択します。
右側に、現在存在するファイルシステムが表示されます。(現状では何もありません)
omv-shdd-3.png


“作成”を選択すると、”ファイルシステムの作成"という新しいウィンドウが開きます。
各パラメータを以下のように選択・設定します。
omv-shdd-4-0.png

デバイス:プルダウンから先ほど認識させた物理ディスクを選びます
ラベル:このファイルシステムを識別する任意の名前をつけます
ファイルシステム:どのようなファイルシステムでフォーマットするかを選びます


※デバイスは複数のHDDを認識させた場合は、複数出てきますので正しいものを選んでください。
※ファイルシステムはよくわからない場合はそのままにしておいてください。


今回はラベルを”USBHDD1”、その他を以下のように設定しました。
omv-shdd-4-2.png


確認画面が出ますので、問題なければ”Yes”を選択します。
omv-shdd-4-3.png

すると、画面が開いて進捗のようなものが表示されます。
(画面は文字化けのようになっていますが、特に問題ありませんでした。)
omv-shdd-4-5.png

"ファイルシステムは正常に作成されました。”と表示されたら、閉じるを押してください。
omv-shdd-4-4.png

すると先ほどの[ストレージ > ファイルシステム]の画面に新しく認識(作成)されたファイルシステムが表示されます。
omv-shdd-6.png


この時点ではまだ作成されただけなので、これをOpenMediaVaultからアクセスできるように論理的に接続します(マウント)。作成されたファイルシステムを選択すると、上にある”マウント"が押せるようになりますので、選択してください。その後、適用を選択します。

すると、”n/a”となっていた容量や、現在の使用量などに値が表示されます。また、右側の方にあるマウント済みという項目が”はい"になっていると思います。
omv-shdd-7-1.png

omv-shdd-7-0.png


これで晴れて、接続したHDDを利用する準備が整いました。まだHDDが使えるようになっただけなので、データを共有するためのフォルダを作成します。
左側のメニューツリーから、[アクセス権の管理 > 共有フォルダ]を選択します。
すると右側に、現在存在する共有フォルダの一覧が表示されます。(現状では何もありません)
上の追加ボタンをクリックします。
omv-shdd-8-1.png

すると、”共有フォルダの追加"という新しい画面が開きますので、以下の値を入力・選択します。

名前 : 公開する共有フォルダ名です
ボリューム : 先ほど作成したファイルシステムをプルダウンで選択します
パス : 名前を入れると自動的に入ります。基本的にはそのままで良いと思います。


omv-shdd-8-2.png

今回は、”ShareDir1”という名前で作成しました。入力が終わったら、”保存”を選択します。
すると先ほど、共有フォルダ画面に作成した共有フォルダが作成されます。
omv-shdd-8-3.png

用途に応じて複数作成してもかまいません。試しに、ShareDir2というものも作成してみました。
omv-shdd-8-5.png

これで、共有の準備が完了しました。
ここまでで、OpenMediaVaultに接続した”USBHDD1"という名前のUSB-HDDに、ネットワーク共有ができる”ShareDir1”,”ShareDir2”という2つの共有フォルダができた状態になりました。



OpenMediaVaultを再起動したとき

今回は、USB-HDDを利用しています。OpenMediaVaultを再起動などをすると起動時にはファイルシステムがマウントされていない状態になる場合があります。
omv-shdd-reboot2.png


この場合は、[ストレージ > 物理ディスク]で物理的にHDDが認識されている事を確認した上で、[ストレージ > ファイルシステム]を開き、”n/a”となっているファイルシステムを選択して、[マウント]をクリックします。正しく、ストレージの容量などが表示される事を確認してください。
omv-shdd-reboot3.png





ユーザのホームディレクトリ

次回以降、上記で作成した共有フォルダにWindowsやその他のOSでアクセスする設定を行います。その際に、ユーザ毎のホームディレクトリ(他ユーザがアクセスできない自分のディレクトリ)を作成する事ができます。
※厳密には、アクセス制御等で同等の事はその他の方法でも実現可能と思われますが・・・。
このホームディレクトリは、ユーザを作成した後に設定するとシステム側のエラーが発生してうまくいきません。なので、利用の予定がある場合はこの時点で設定する事をお勧めします。
逆に、この設定を行ってもそれぞれのプロトコルでホームディレクトリを利用するかしないかはまた別に選択可能ですので、とりあえず設定しておくというのもありかもしれません。

[アクセス権の管理 > ユーザ]の順にたどり、[設定]タブを選択します。
ここで、”ユーザのホームディレクトリ”の”有効”にチェックをいれます。
次に、”ロケーション”でホームディレクトリを配置する共有フォルダを選択します。先ほど2作った共有フォルダのうち”ShareDir2”をホームディレクトリ用として使う事にします。
選択が完了したら、保存を押してください。
omv-usrhome-en2.png
なお、この時点で目に見える変化はありません。




以上で、共有の事前設定は完了です。
次回は、このフォルダにWindowsからネットワーク経由でアクセスしたいと思います。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:Opecha-DaDa
ニッチな技術メモ的なブログになりつつありますが、だからこそあなたのお役に立てる内容があれば幸いです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。